前回の記事では、話題のフリースクールドラマ第4話に登場した「不登校専門サポートサービス『フッカツ!』」を例に、不登校ビジネスの落とし穴についてお話ししました。
それを読んで、ふとこんな疑問を持たれた方もいらっしゃるかもしれません。
「では、有料で支援を行っているティーンズ・プレイスも、いわゆる『不登校ビジネス』の一つなのではないか?」
ご自身の、そして大切なこどもの心と未来を預けるのですから、そうやって厳しい目で支援先を吟味することは保護者として当然であり、とても重要なことです。
今回は、「そもそも何をもって不登校ビジネスと呼ぶのか」を整理しながら、ティーンズ・プレイスの立ち位置と支援に対する考え方について、包み隠さずお話ししたいと思います。
「不登校ビジネス」と呼ばれるものの主な形態
不登校のこどもや家庭をサポートする民間支援自体は、今の社会に絶対に欠かせない必要なサービスです。
しかし、その「手法」や「価格設定」によって、批判の対象となることがあります。 現在の不登校支援は、大きく以下の3つに分けられます。
- 再登校支援(ドラマの『フッカツ!』など): 「学校に戻ること」を絶対的なゴールに設定し、家庭での接し方を強く指導する形態。
- 居場所・教育支援: フリースクールや通信制高校のサポート校、家庭教師やオンライン指導などの形態。
- 医療・サプリメント系: 「栄養不足が原因」として、SNS等で特定の高額なサプリメントや民間療法を勧める形態。
ティーンズ・プレイスは、上記の中の「2. 居場所・教育支援」の領域にあたりますが、ドラマの舞台である「フリースクール ユカナイ」のように集団で過ごす施設ではなく、「1対1の個別の伴走支援」を基本としています。
なぜ一部の業者は「ビジネス」として批判されるのか
支援機関が「不登校ビジネス」として批判されやすいのは、主に以下の3つの問題点を抱えている場合です。
- 高額な利用料: 入会金や月謝が数十万円単位になるなど、常識を大きく超える金額を請求する。
- 不安を煽る手法: 「今すぐ対応しないと手遅れになる」「一生引きこもりになる」など、保護者の心理的弱み(焦りや不安)につけ込む営業を行う。
- 再登校の強要: こどもの心の状態や休養の必要性を無視して、無理やり学校に戻そうとする(こどもの人権侵害や状態の悪化につながる危険性がある)。
結論から申し上げますと、ティーンズ・プレイスはこれらのいずれにも当てはまりません。
利用料は「月4回で19,800円(税込)」のみで、高額な入会金や追加の教材費などは一切いただきません。
また、ブログをお読みいただいている方にはお分かりいただけるかと思いますが、親御さんの不安を煽るような言葉を使うことも、こどもに再登校を強要することも決してありません。
安全な支援先を見極める「3つの注意点」と当サイトのスタンス
ご家庭に合った安全な支援先を選ぶためには、以下の点を見極めることが重要とされています。
それに対するティーンズ・プレイスの回答(スタンス)をお伝えします。
① 目的の確認:ゴールが「再登校のみ」になっていないか?
ティーンズ・プレイスは「学校に戻ること」だけを目的にしていません。心のエネルギーが回復し、結果として学校に戻ることもあれば、別の居場所や学び方を見つけることもあります。こども自身の意思とペースを尊重します。逆に、「日本の公教育は問題だらけだから絶対に行くべきではない」と極端に否定する考え方でもありません。
② 費用の透明性:料金体系が明確か?
前述の通り、ホームページに記載している月額利用料と、希望された場合の単発相談の費用以外に、見えない追加費用が発生することは一切ありません。
③ 科学的根拠や実績:独自のメソッドに偏っていないか?
「うちの施設にしかない、確実に学校に戻れる魔法のメソッド!」といったようなものは、ティーンズ・プレイスにはありません。 その代わり、国が定めた「教育機会確保法」や文部科学省の「COCOLOプラン」といった公的な指針にしっかりと準拠しています。そして何より、私が保有している国家資格である「社会福祉士」や「精神保健福祉士」などの専門職の倫理綱領に基づき、こどもの権利を守る誠実な伴走を行っています。
最後に。公的な相談窓口との「併用」をおすすめします
以上が、ティーンズ・プレイスが批判されるような不登校ビジネスではないことの理由です。
それでも、民間の一つの機関だけに頼りきりになるのは、ご家庭にとってリスクになり得ます。
私は常々、教育相談センターなどの「公的な相談窓口」と、私たちのような「民間の支援機関」を併用することをおすすめしています。
複数の視点を取り入れることで、偏った支援(不登校ビジネスの罠)に絡め取られるリスクを減らし、ご家族にとって一番安心できる道を見つけていくことができるからです。
「この支援方針なら信頼できそうだな」と少しでも感じていただけたなら、いつでもお気軽にお問い合わせくださいね。

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