こどもが学校に行けなくなったとき、保護者の方は「これからどうすればいいのだろう」「まずは誰に相談すべきなのだろうか」と、途方もない不安と孤独感に襲われます。
しかし、どうかご家庭だけで抱え込まないでください。
不登校は誰にでも起こり得ることであり、現在、国(文部科学省)も「学校以外の多様な学びの場や居場所」の重要性を積極的に認めています。
私たちの住む大阪府岸和田市にも、こどもと保護者を支えるための「公的な相談窓口」や「居場所」がしっかりと用意されています。
今回は、いざという時に頼りになる、無料で利用できる地域の公的機関の情報をまとめました。
1. 親の不安を整理し、専門家に話を聞いてもらう(相談窓口)
「どこに相談すればいいか分からない」「親である自分自身の不安を聞いてほしい」という場合に、まず頼りになる公的な窓口です。
- 岸和田市教育センター「教育相談室」 学校生活、いじめ、不登校など教育に関する悩みを相談できる市の窓口です。在籍校を通じて面談の申し込みができるほか、電話での教育相談(月〜金 9:00〜17:00/072-426-1035)も受け付けています。
- 岸和田市社会福祉協議会「ひきこもり相談窓口(自立相談支援センター)」 岸和田市から委託を受けて運営されている窓口です。不登校が長期化し、社会とのつながりが途絶えがちな場合などに、ご本人の意向を確認しながら寄り添い、社会参加に向けた一貫した支援を行ってくれます。電話(072-439-8255)やメール、来所、訪問での相談が可能です。
- 公認心理師/臨床心理士による「ひきこもり家族相談会」 社会福祉協議会(opsol福祉総合センター)にて、毎月第3金曜日の午後に開催されている、心理の専門職によるご家族向けの相談会です。家族だけで悩みを抱え込まず、専門家に気持ちを吐き出すことができます(原則事前予約制)。
2. こども自身のSOSを受け止める窓口
親には直接言えないようなしんどさを、こども自身が相談できる専用の窓口もあります。
- 子ども相談ダイヤル(児童・生徒専用) 岸和田市教育センターが設けている、名前や学校名を言わなくても相談できるこども専用のダイヤルです(072-426-1052)。24時間受け付けの専用メール窓口もあり、こどもが一人で苦しまないためのセーフティネットになっています。
3. こどもが日中過ごせる公的な居場所
こどものエネルギーが少しずつ回復し、「少し外に出てみようかな」と思えたときの受け皿となる場所です。
- 子どもサポートルーム「エスパル」(旧・適応指導教室) 岸和田市教育センター内(天神山町)にある公的な教室です。岸和田市内在住の小中学生を対象に、月曜から金曜の10時〜15時まで開所しています。自主学習だけでなく、スポーツやゲーム、創作活動など、こども同士が関わる機会を持ちながら社会的な自立や学校復帰を目指します。学校の籍はそのままで、在籍校と連携を取りながら通うことができます。
- フリースペース「道草 -michikusa-」 岸和田市社会福祉協議会(野田町)が開所しているフリースペースです。人と必ず交流をしなければならないわけではなく、自分の空間で自由なことをしながらマイペースに過ごせる場所として、平日の決まった時間に開放されています(事前登録制)。
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最後に:公的な窓口に連絡する前に迷ってしまったら
ここまで岸和田市の公的機関をご紹介してきましたが、いざ自分で電話をかけようとすると、「今のうちの子の状況は、教育センターと社会福祉協議会、どちらに相談するのが正解なのだろう?」「うまく話がまとまっていなくて、電話をかける勇気が出ない」と立ち止まってしまう方も多いのではないでしょうか。
そんな時は、まずは私たちティーンズ・プレイスにご相談ください。
ティーンズ・プレイスは、社会福祉士・精神保健福祉士・認定心理士という「福祉と心理の国家資格」を持つ専門家が運営する伴走支援の場です。
「公的機関に相談に行く前の、頭と心の整理(作戦会議)」
「学校や公的機関に、ご家庭の状況をどう伝えればスムーズか(環境調整のアドバイス)」
このような、公的な支援に繋がる前の「橋渡し役」として、初回無料相談や単発相談(都度払い)をご利用いただけます。
ご家庭だけで、すべてを背負う必要はありません。
うまくまとまっていなくても構いませんので、まずは今のありのままのお気持ちをお聞かせください。
一緒にゆっくりと、一番安心できる道のりを整理していきましょう。

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