春に高まる進路の不安。「このまま不登校だと高校はどうなるの?」に対する処方箋と広がる選択肢

未分類

3月31日。

いよいよ明日から、新しい学年が始まります。

こどもが不登校の状態にあるご家庭にとって、春は「進級」というプレッシャーが重くのしかかる時期です。

特に、小学校高学年から中学生のお子さんを持つ保護者の方の心の中には、ある強烈な不安が渦巻いているのではないでしょうか。

「このまま学校に行けなかったら、高校進学はどうなってしまうのだろうか」
「内申点が足りず、将来の道が閉ざされてしまうのではないか」

同級生たちが当たり前のように進路の話をしているのを聞くたびに、焦りと孤独感が深まり、「なんとかして学校に戻さなければ」と追い詰められてしまう親御さんは少なくありません。

今回は、そんな「進路への不安」に押しつぶされそうになっている保護者の方へ、少しでも心が軽くなる処方箋をお渡ししたいと思います。

不登校=「進路が閉ざされる」ではありません

まず、一番にお伝えしたいのは、「中学校に行けていないからといって、高校進学やその先の進路が閉ざされるわけではない」ということです。

「毎日教室に通って授業を受ける」という従来の全日制高校のルートから外れると、急に目の前が真っ暗になったように感じるかもしれません。

しかし現在の日本には、不登校を経験したこどもたちが「自分らしく学び直せる」ための多様な受け皿がしっかりと用意されています。

広がる「学びのセーフティネット(通信制高校など)」

例えば、自分のペースで学習を進められる「通信制高校」や、そこに通う生徒の学習や生活をサポートする「サポート校」は、現在爆発的に多様化しています。

週に数日だけ通うコース、オンラインのみで完結するコース、プログラミングやアートなど自分の「好き」を深められる専門的なコースなど、こどもの特性やエネルギー状態に合わせて自由に選ぶことができます。

国(文部科学省)の施策においても、通信制課程や高等専修学校は、社会的自立に向けた重要な「学びのセーフティネット」として位置づけられ、支援の充実が進められています。

また、公立高校の入試制度自体も、時代に合わせて変化しつつあります。

たとえば大阪府では、令和10年度入試から、調査書(内申書)における「活動/行動の記録」の記載が廃止される予定です。

これは、不登校で部活動や委員会活動に参加できていなくても不利になりにくい仕組みへのシフトだと言えます。

学校に行っていない期間があっても、その子の「学びたい意欲」や「得意なこと」を評価しようという方向に、社会全体が少しずつ動いているのです。

だからこそ、今は「目の前の登校」にこだわらなくて大丈夫です

進路の選択肢は、親御さんが想像している以上にたくさんあります。

だからこそ、「今のうちに無理をしてでも教室に行かせなければ」と焦る必要はありません。

こどもが新しい環境(通信制高校などの次のステップ)を選ぶためには、「どうせ自分なんてだめだ」という自責の念から抜け出し、「やってみようかな」と思えるだけの心のエネルギー(安心・安定の土台)が不可欠です。

今は、無理に学校の枠に押し込んでエネルギーをすり減らすよりも、ゆっくりと休ませてエネルギーを貯めることのほうが、結果的に希望する進路へ向かうための近道になります。

ティーンズ・プレイスと一緒に進路を整理しましょう

とはいえ、無数にある選択肢の中から「うちの子に合った進路」を親御さんだけで探し出すのは、大変な労力と不安を伴いますよね。

ティーンズ・プレイスでは、日々の伴走支援(心のケアや環境調整)に加え、これまでの支援経験を活かした通信制高校などへの進路相談も行っています。

「どんな選択肢があるのか知りたい」
「進路のことを考えると不安で眠れない」

そんな時は、ぜひ一度、初回無料相談や単発相談をご利用ください。

親御さんが「大丈夫、道はたくさんある」と安心することが、こどもの未来をひらく最初の一歩になります。

明日からの新年度。どうか肩の力を抜いて、一緒にゆっくりと歩んでいきましょう。

コメント