こちらのブログでは、はじめまして。
ティーンズ・プレイスの中馬孝浩です。
普段は不登校のこどもたちとご家庭の伴走支援を行っていますが、実はもう一つの顔として、学校を訪問する「ICT支援員」や、1対1で勉強を見る「家庭教師」としての活動も長く続けています。
この新しいブログでは、私が現場でこどもたちと関わる中で感じているリアルな課題や、これから地域でやっていきたい「学習支援の構想」などを、少しずつ書き留めていこうと思います。
通常学級にいる「授業が分からない」こどもたち
私がICT支援員として学校現場を訪問していて強く感じるのは、「圧倒的に学力が不足しているこどもたちが、通常学級にたくさんいる」という現実です。
支援学級に在籍しているわけではないけれど、実際は1対1で横についてあげないと、授業の内容が全く理解できていない。
そんなこどもたちが教室には確実に存在しています。
無料の学習支援や「塾」が抱える限界
「それなら、放課後の無料学習支援や塾に行けばいいのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、現実はそう簡単ではありません。
そもそも勉強が嫌いで苦手な子は、自ら進んで無料の学習支援には足を運びませんし、中学生になれば無料の学習支援自体が減ってしまう上、部活との兼ね合いも出てきます。
また、家庭教師としての経験上、多くのご家庭が焦り始めるのは「中2の2学期になってから」です。
中2の1学期の成績を見て、親御さんが慌てて塾に体験入塾させても、すでに塾のペースについていけないことが判明する。
あるいは、部活動で3年生が引退し、自分たちが最上級生になったタイミングと重なるため、こども本人が乗り気になれず拒否されてしまうケースも多々あります。
その後、2学期になって運よく家庭教師につながった子たちも、中2の後半から「週1回1時間」の指導で、中1からの内容を復習しつつ目の前の定期テスト対策も行うというのは、時間的・物理的にかなり厳しいのが現実です。
だからこそ、多くの塾は自習室を用意して「自分で足りない分を補う」形をとったり、夏期講習を提案したりするわけですが、勉強が苦手な子にとって、それはあまりにハードルが高すぎます。
塾の立場からすれば「無料で自習室まで提供している」というスタンスかもしれませんが、それを利用できない子は、結果的に「自己責任」として取り残されてしまう側面があるのです。
中3になる前の「中1・中2の段階」でなんとかしたい
私は、中3になってどうにもならなくなってからではなく、「中1・中2の段階で、授業についていけない状況をなんとかしたい」と強く思っています。
というのも、私の目的は「成績を上げて、より偏差値の高い高校に行かせること」ではないからです。
勉強が苦手な子を無理に頑張らせて偏差値の高い高校に行かせても、高校の授業についていけず、結果的に再び苦しい思いをすることになりかねません。
それよりも、「授業が難しくてつまらない」という日々のしんどさをなんとかしたいと思っています。
「わかる!」という感覚を取り戻し、授業を聞くようになれば、成績はあとから自然と伸びていくものです。
私の強みである「ICT」と「1対1」を活かして
そこで今、私の強みである「ICT」と「1対1の伴走」を活かして、夏休みに何かサポートができないかと構想を練っています。
最近は夏休みの宿題にもタブレット(ICT)が使われるようになってきていますが、ご家庭で親御さんがこれをサポートするのは至難の業です。
かといって既存の塾でも、スライド作りなどの「普段の教材とは毛色の違う宿題」のサポートには不慣れですし、何より夏期講習で一番忙しい時期に、そこまで個別に対応する余力はないだろうと感じているからです。
実際のところ、今年の夏休みに学校からどんなICTの宿題が出るかはまだ分かりません。
ですが、親も塾もサポートしきれない「隙間」で困っているこどもたちがいるのなら、私の経験と技術で、そのしんどさを軽くするお手伝いができるのではないかと考えています。
「夏休みのICT学習(宿題)サポート」という形になるか、まだ検討段階ではありますが、こちらのブログで少しずつ構想や準備の様子を共有していきます。
「こんなサポートがあったら助かるな」というご意見があれば、ぜひお気軽にお聞かせください。