通信制高校・合同相談会を終えて。今後参加される方へ「おすすめの歩き方」と私の決意

こどもへの関わり方と実践

岸和田グランドホールで開催された「通信制高校・サポート校 合同相談会」にて、私も受付や会場案内などのスタッフとしてお手伝いをさせていただきました。

ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

今回は、一日中会場で保護者やお子さんの様子を見守りながら感じた「合同相談会のおすすめの歩き方」と、私自身の支援者としての新たな決意についてお話ししたいと思います。

本命校の前に「疲れきってしまわない」ための工夫

案内役として会場に立っていると、「話を聞きたい本命の学校のブースに、すでに順番待ちの列ができている」という場面に何度も遭遇しました。

そんな時、待ち時間を有効活用していただくために空いている別の学校のブースをご案内することもできたのですが、私は少し躊躇してしまう部分がありました。

なぜなら、一つの学校の相談には20〜30分かかることが多く、特にエネルギーが低下しているお子さんも一緒に来ている場合、本命の学校の話を聞く前に疲れきってしまう懸念があったからです。

また、少し話を聞いて「ここは自分とは違うな」と感じても、途中で席を立ちづらいという空気もあります。

限られた体力とエネルギーの中で有意義な情報収集をしていただくためには、保護者の方もお子さんも「無理をして全部回ろうとしないこと」がとても大切だと感じました。

今後参加される方へ:午後からの参加とセミナーの活用がおすすめです

そこで、今後このような合同相談会に参加される方へのアドバイスです。

通信制高校の仕組みがまだよく分からないという方は、すぐに各学校のブースを回るのではなく、まずは「教育セミナー」に参加して基礎知識をざっくりと理解することを強くおすすめします。

今回も12:30から足立良太先生(フリースクールRism教室長)による『通信制高校ってどんなところ?』というセミナーがありました。

そして、実は相談会は「午後」の方が比較的空いていて回りやすいという傾向があります。

午前中の混雑を避け、お昼頃に来場してセミナーで全体像を掴み、空き始めた午後から気になるブースをじっくり回る。

これが、親子ともに一番負担が少なく効率的な「相談会の歩き方」のようです。

ぜひ今後の参考にしてみてくださいね。

進路の「ミスマッチ」を防ぐために、私ができること

私は普段、保護者の方に「進路を急がなくていいですよ」「まずは休んでエネルギーを溜めましょう」とお伝えしています。

無理に進学を煽るようなプレッシャーはかけたくありません。

しかし現実として、不登校の中学生の約9割が、最終的には高校進学という道を選んでいるのも事実です。

今回、たくさんの学校のコースや特徴を目の当たりにして、「お子さんの条件にぴったり合う学校を見つけること」の難しさを痛感しました。

支援者である私自身も、すべての学校の細かな最新情報を常に把握しきれるわけではありません。

だからこそ、「不登校の相談支援」を謳っている以上、お子さんが進学後にミスマッチで苦しまないよう、私自身がより精度の高いサポートを提供できるようになる必要があると強く感じました。

現在、通信制高校がパンフレットをPDFでホームページに公開していることもあります。

例えば、ティーンズ・プレイスでの進路相談の際に、そうした資料をAIに読み込ませておいて、保護者の方の細かいご要望にマッチした学校を客観的に見つけ出すなど、私の得意分野であるICTの力も存分に活用できそうです。

目の前のお子さんが、自分らしく深呼吸できる環境(進路)を一緒に探すお手伝いができるよう、私も知識と準備を深めてお待ちしています。

「高校、どうしよう…」と少しでも不安を感じたら、いつでもご相談くださいね。