こどもの学校への行き渋りや不登校に直面したとき、日々の家での過ごし方や、ふとした瞬間の表情に、親御さんの心は毎日細かく揺れ動くものです。
「こんなに小さなもやもや、わざわざお金を払って相談するほどでもないけれど、誰かに聞いてほしい」
「今日一日を乗り切るための、ちょっとした一言がほしい」
そんな風に、誰にも言えない不安を心に抱えていませんか。
ティーンズ・プレイスでは、じっくりお話をお聞きする無料相談や単発相談、継続支援をご用意していますが、このたび、もっと気軽に繋がれる場所として、新しく「Threads(スレッズ)」を始めました。
今回は、私がSNSでの対話を始めた理由と、そこに込めた想いについてお話しさせてください。
ネットの海で、がんばる親御さんに「共感のいいね」を届けたい
私がThreadsを始めた一番の理由は、SNS上でこどもの不登校に悩み、葛藤しながらも、なんとか毎日をやり過ごしている親御さんたちのリアルな投稿を目にしたからです。
「朝、また起こせなかった」
「今日も一日中ゲームをしていた」
そんな、日常の何気ない、けれど親にとっては胸が締め付けられるようなつぶやきに対して、社会福祉士・精神保健福祉士、そして元不登校の当事者として、「一人じゃないですよ」「毎日本当にがんばっていらっしゃいますね」という共感の「いいね」を届けたいと思ったのです。
不登校はこども個人の問題にとどまらず、家族全体がバランスを崩してしまう「家族の危機」でもあります。
そのため、多くの保護者が自責の念や孤独感に苦しんでいます。
まずは「あなたの葛藤を見ている人が、ここにいますよ」と伝えること。
それだけで、少しだけ肩の力を抜いていただけるのではないかと考えています。
「じっくり相談」の一歩手前にある、気軽なつながり
ティーンズ・プレイスの初回無料相談や、継続支援、また都度払いの単発相談は、状況をじっくりお聞きして問題の整理をするために非常に有効です。
しかし、これらはどうしても「よし、相談しよう」と勇気を出して申し込む必要があります。
一方で、Threadsでのやり取りはまったく違います。
もちろん、状況を深くお聞きしていない状態ですので、お一人お一人にに合わせた精密なアドバイス(環境調整や福祉制度の提案など)ができるわけではありません。
しかし、SNSならではの「気軽さ」と「スピード感」には、以下のような大きなメリットがあると思っています。
- 「予約」や「料金」を気にせず、その瞬間の悩みを吐き出せる
- 「明日朝起きられるか不安」といったささいな呟きに、サッと一言だけ寄り添える
- 他の方の質問や私のお返事を見て、「あ、うちもこれでいいんだ」とブレない軸を持てる
「じっくり話を聞いてもらうほどではないけれど、ちょっと背中をさすってほしい」
そんな親御さんのささやかなSOSに対して、短文だからこそ、サッと温かい言葉を交わせる。
それもまた、大切な「孤立させないための家族支援」の形だと思うのです。
一言だけの「お守り」を持ち帰ってください
ティーンズ・プレイスの支援の根底にあるのは、「保護者の方が孤立せず、心にゆとりを持てること」です。
Threadsでの発信は、専門家としての「正しい講義」をする場所ではありません。
時には親御さんの投稿にそっと「いいね」を押し、時にはもやもやに対して「元に戻そうと焦らなくて大丈夫ですよ」「まずはゆっくり休ませてあげましょう」と、短くお返事をする。
そんな、温かいお茶を一杯飲むような、小さな安心のやり取りができる場所にしていきたいと思っています。
「ちょっと話を聞いてほしいな」
「今日こんなことがあってしんどかった」
そんな時は、ぜひ私のThreadsアカウントを覗いてみてください。
うまくまとまっていなくても、ただの吐き出しでも構いません。
いつでも、そっとあなたに寄り添う一言を用意してお待ちしています。