私のうつ体験記 vol.4 人の温もり 【LAST】

大学の授業は残すところ、体育実習の補講1時間のみ! な、雪灯です。時間数が決まっている分、大学の春休みってもう始まる。高校時代、長期休みが本当に待ち遠しかったあの不登校期の私にしてみれば、随分幸せなことでしょう。

そして、早いもので私がこのティーンズプレイスメンバーを卒業する日まで残り半年を切りました。私は五月末日を持ちまして卒業ですからね。それまでに辞めるかもわかりませんが。

そう考えた時、そろそろ卒業準備を始めるべきなんだろうなと思いまして。その時ふと、このシリーズ全く書いてないけど、私自身のうつ状態は通院も必要ないほどにはなってきているからなと思いまして、この際終わらせようと思った訳で。と、今更ながら書いてみる次第です。

 

うつ状態になって

うつ状態になって痛感したのは、人々のこの病に対する無知さと人の優しさの温もりです。

誰も信用出来なくなり、沢山親友のことも疑いました。相手が無知なゆえに、何度も傷つきました。なんなら何も信じられず、死のうとしたことだって沢山たくさんあるのです。

 

うつという病。

 

沢山の人が、名前は1度はきいたことがある、精神疾患の中でもかなり有名な病です。

でも、それがどんな病で、周りはどんな対応をしていくべきなのか、どのようにしてほしいと患者自身が思っているのか、そのすべてを知っているのはかかった方やその周りの方のみです。世間一般的には、まだまだ常識として知られているものではありません。うつ患者さんのための助けの一環となる本はあれども、うつに対する理解の助けの一環となる本はなかなか見ません。

世間一般的な常識として知られている、という状態をつくるのは難しいことはわかっています。でも、うつの理解の助けのための一環として、私が書くこの文章がお役に立てればと思います。それがこのシリーズの原点であり、私のメンバーになるきっかけの1つでした。

 

人の温もり

この病を経て、私は人というものの温もりを知りました。

 

「辛い」と言った時に助けてくれる存在がいること。

「もう死にたい」と言った時に本気でぶつかって止めてくれる存在がいること。

「そっか」と受け止めて、一緒に闘ってくれた存在がいること。

 

すべてにおいて、私はそうしてくれた『親友』『友人』という存在に助けられました。彼女たちのおかげで沢山泣けました。彼女たちのおかげで笑えました。彼女たちのおかげで生き抜いて、ここまで来れました。

そうして、私を丸ごと受け入れて支え続けてくれた彼女らには、私は感謝しかないのです。

温もりを沢山与えてくれて、沢山抱きしめてくれて、背中を押してくれて、何よりも私自身の存在を肯定してくれた。

本当に感謝しかないのです。

 

私と向き合う

私はこの病を経て、自分自身に向き合うことが増えました。正確にいうと、『自分自身の存在』と向き合うことが。

あの頃は何度も、生きていていいのかと迷い、自殺未遂を繰り返したものです。でも今ならば、あの頃の私を丸ごと抱きしめて、生きていていいんだよと言える気がするのです。

今でも何度も、自分の存在について考えます。その度に、親友や友人達の温もりに救われるのです。

 

 

私はうつ状態が落ち着いてきたと同時に、今度は別の病を持つことになりました。引き続き担当医の先生にはお世話にはなるのですが、うつ状態としての通院はひと段落。どうせなら通院が終わったその日に最終回を書こうと思っていたのですが、卒業まで間に合いそうにはありません。

 

それでも、生き抜くためにこの病と闘った経験を、ほかの人にも活かしてもらえたなら、それはそれでいいなと思っています。

 

 

最後に。

私は、うつ状態と闘って、それはそれで良かったかもしれないと思います。

それが今の私に繋がっているのだから。

 

 

 

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