カテゴリー:体験談・エピソード
「謝る」ということ
「そんなことで謝るな!」とか
謝ることを封じられてしまうと、苦しい
人から許してもらわないと自分を許すことができなくて
人から許してもらうには一旦自分の非を認める必要があるから謝れないと、自分を許せない
— 鷹れん (@takaren_kktm) 2016年9月11日
こんばんは、鷹れんです(★’v`人)
「謝る」ということは、必ずしもマイナスなことなのか
この間、大学関連の用事があったのですが体調不良によりお休みさせてもらいました。自由参加のものなので特に支障はありませんでしたが、一緒に参加する予定だった知人もいたので後日謝罪をしました。すると
すみませんとか言わない
と言われてしまいました。
体調を崩すのは誰でもあることだから、そういうささいなことは気にしないで自分を大切にね、とのこと。
けれど私にとってこの「謝罪」は、「迷惑かけて申し訳ない!!」というだけのものではありません。
「許してほしい」という意思表示でもあったのです。
私は人から許してもらうことでしか、自分を許すことができなかった
今はほとんど無くなりましたが、常に「頑張らなきゃいけない」「できる人でいなきゃいけない」「役に立てなきゃいけない」と考えていた私は、「自分で自分のことを許す」ということができない子どもでした。
休むこと、間違えること、好きなことをすること、ものごとを途中で辞める・中断すること……。
全てを許せませんでした。
けれど、自分のことを許せなければしんどくなってしまいます。
休めない、間違えられない、好きなこともできない、ものごとを途中で辞められない・中断できない。そんな生活、保てるはずがありません。
でも一つだけ、許す方法がありました。
それが「人から許される」というものです。
例えばバイト先で「休んでいいよ」と言われれば、休憩をとることができます。
なにかミスをしたときでも「一緒にフォローしよう。気にしすぎないでね」と言ってもらえれば、「どうすれば補填できるか」「どうすれば繰り返さないか」という方向に頭が切り替わります。
その方法でしか、私は自分のことを許せなかったのです。
「謝ること」を封じられると、許せなくなってしまう
謝ることを封じられてしまうと、今でもちょっと苦しくなります。
「そんなことで謝らないで」
そう言われた瞬間、「そんなこと」でクヨクヨしている自分を否定してしまうんです。謝るということで人に頼ろうとしている自分を全否定したくなるんです。
今ではだいぶ「自分自身で許す」ということができるようになってきましたが、それでも「人から許してもらうことで自分のことを許す」方がやりやすいです。
自分自身でできたほうがいいとは分かっているのですが、まだまだ「自分に甘くしてはいけない」という考えは根強いです。
鷹れん
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