カテゴリー:体験談・エピソード
人の誕生日を祝える幸せ
今日は、ある友人の誕生日でした。
「お祝いする」と前々から約束していたのもあって、ザッハトルテなるものを作って友人のもとへ…。
最初は口に合うか不安だったのですが、結果は大好評! 見事、喜んでもらうことができました。
わたしは、人の誕生日をお祝いすることが大好きです。
もしかしたらその人は「生まれてこなきゃよかった」とか「なんであんな奴の子供になったんだ」とか考えたことがあるのかもしれません。
だとしたらその人にとって「誕生日」というのはあまり好ましくない日なのかもしれません。
それが地獄の始まりなのだとしたら。
実際わたしも長らく誕生日が嫌いでした。特に中学高校くらいは、誕生日の話題がつらかったです。
プレゼントもあったしケーキも食べたし晩ご飯もすこし豪華でした。でも家族の中に生きづらさを感じるようになってからは、あの日々も全て嘘で、本当は家族もみんなわたしのことを邪魔だと思っているのではないかと考えるようになってしまったんです。
けれど高校三年生くらいのときに、ある人たちに誕生日を祝ってもらえて。手紙と、すてきな贈り物と、たくさんのおめでとうの言葉に囲まれて、やっと誕生日というものを喜べるようになりました。
別に誕生日が嫌いだってかまわないけれど、もし好きになれたら、一年に一度どうしようもなくステキな1日がうまれるのではないでしょうか?
だから、できれば好きになるお手伝いがしたくて。人の誕生日を迎えては、お祝いばかりしています。
その日が無ければ、わたしとその人は出会えなかったから。
その人がいくら自分のことを嫌っていても、世界を呪っていたとしても、わたしはあの人のことが大好きだから。
誕生日を祝うといつも「ありがとう」と言ってもらうのですが、本当はわたしの方が「ありがとう」なんです。
今年は、あといくつ誕生日を祝えるかな。
次は、なにでお祝いしようかな(*^^*)
こうやって考える時間が、なによりも愛おしくて、貴重で、あたたかいものなのです。
あなたの誕生日も、ぜひお祝いさせてください☆
鷹れん
- ◆PR:元不登校生たちが運営するフリースクール『Riz』オープン!
-
当サイトを運営する団体ココトモは2018年6月に東京都内にフリースクール『Riz』をオープンしました。今この瞬間に「どこにも自分の居場所がない」と感じて苦しんでいる中高生たちに安心できる場所をつくりたいという想いで運営しています。ただいま生徒募集中!
⇒Riz公式サイトはこちら
このブログを書いた人
フリースクール「Riz」の新着ブログ
今週のRizの様子vol.34―バレンタインはお菓子作りにチャレンジ★
兄弟ともに低学年からの不登校です。先の見えない状況に不安を抱えています。
今週のRizの様子vol.33―新しいゲームを考案してみたけど・・・?
娘がこのまま不登校になりそうで怖いです。それを穏やかに見守るのはすごくしんどいです。
群馬県の「親の会」一覧
2人の子どもが不登校気味です。私の力不足でひどくなっている気がします。
茨城県の「親の会」一覧
【無料開放日のお知らせ】2/24(日)は、誰でも無料でRizが体験できます♪
今週のRizの様子vol.32―トランプやって、マンガ読んで、歌うたって
小学2年生のADHDの息子が不登校気味です。様々な対応を試したがどれもうまくいきません…。
ティーンズプレイスの関連ブログ
ティーンズプレイスの仲間募集中!
ティーンズプレイスでは、お互いに支え合っていける仲間を募集しています。あなたもぜひご応募ください☆