「間違った」と認めること

人間誰しも、生きていれば間違うことやミス、勘違いは珍しいことではありませんよね。
どれだけ完璧に見える人でも、まったくミスをしない・したことがないという方はいらっしゃらないのではないでしょうか。

けれど「間違いを認める」というのはとーっても難しいことです。

無理に自分を正当化してしまったり、相手が間違っているんだと決め付けたり、言い訳を並べたり……。自分でも「苦しい言い訳」と自覚しながらも、なにかから逃げ続けてしまうのです。

本当は、素直に間違いを認めて次に活かす人のほうが何億倍もかっこいいのに。

その成長をジャマするのは、なんでしょう?
プライド、自尊心、劣等感、意地、自信、名誉……いろいろありますね。
私の場合は「恥ずかしい」と「怖い」が半々かなぁ。もしかしたら怖いのほうが少し多いかもしれません。

「間違いを認めない」ということに関しては、少々苦い思い出があるのです。

間違いを認められなくて、まわりを傷つけた

私が高校三年生のとき。
演劇部で副部長を務めていた私は、同じく副部長の女の子とよく衝突していたのです。(当時は部長1人副部長2人でした)

私は、もっと真剣にやりたかった。
彼女は、もっとプライベートを大切にしたかった……のだと思います。

同じ部活に入っている以上、二人とも好きなものがあるはずで(この場合は演劇)、クラスメイトよりもほんのちょっと長い時間をともに過ごしていたのに。
結局私たちは、深く傷つけあってしまいました。

部活に遅刻してくる彼女を、それでも悪びれない彼女を私は責めました。それが「正しい」と判断していたから。
結果的に彼女は三年の夏頃に部活を辞めて、それから一切連絡をとってはいません。

苦い、思い出です。

「正しい」≠「間違っていない」

私は今でも、当時の判断は「正しい」ものだったと思っています。
特に試合前なんて少しでも多く練習しないといけなかったし練習したいと思っていたから遅刻はしないでほしかったし、したらしたできちんと「ごめん」の一言がほしかったです。
それは別に屈服させたいとか支配したいみたいなものではなくて、ただ「切り替える合図」がほしいだけのことでした。だからこそ、自分が間違っているなんて考えもしませんでした。

「正しい」と「間違っていない」は必ずしも“イコール”では結べないんですよね。
間違っていないからといって、正しいとは限りません。同じように、正しいからといって間違っていないとは限らないのです。

そんな当たり前のことに、当時の私は気づくことができませんでした。

私がやっていたのは副部長としての役割でもなんでもなく、ただの「正しさを盾にして相手の逃げ道を無くす行為」でしかなかったのです。
正しさは、大切なことです。判断基準のひとつにするのは間違ったことだとは思いません。
ですが正しさばかりに気を取られても物事はうまくいかないし、人はついて来てくれません。
正しい存在である前に、もっと重要なことがあったのではないでしょうか。

その正解はまだ出ていないけれど、分かりきっているのは「正しさは暴力になりうる」ということです。

正論を振りかざせば、まあだいたいのことは論破できます。
しかし正論を振りかざすことで、相手の心に一生消えない傷をつくってしまうことも珍しくありません。
自分だって相手の「正論」で深く傷ついてきました。そしてきっと「正論」をつかって多くの人を傷つけてきてしまったと思います。

間違わない人間はいない

冒頭でも書いたように、この世に間違わない人間はいません。
誰しも大なり小なりミスをします。それは当たり前なことです。

たとえ同じ選択肢だとしても、状況や相手との間柄などで結果が変わるのだから、そりゃぁ「どれが間違いか」も変わっちゃいますよね。

大切なのは、間違わないことではなく「間違ったことに気がつくこと」ではないのでしょうか。

間違いに気づくことは、簡単ではないのです。
特に過去の私のように正しさに心酔していたりすると余計に。まわりから警報を鳴らされても「自分のほうが正しいに決まってる」と意固地になってしまうこともあるでしょう。

だからこそ、たまに振り返るのです。
相手を不必要に傷つけてはいないか?本当に相手の立場にたって考えれているか?自分の意地を通そうとしていないか?

この自問自答は、きっと一生続いていきます。
年月を重ねるごとに、経験や知識が増えていくごとに「間違いを認める」ということが難しいから、またややこしくなってしまうのです。

どんな人でも間違いはおかします。
大切なのは、その後どうするか。
次に活かすのか、誰かに押し付けるのか、深い深い海の底よりも深い場所に埋めてみて見ぬふりをするのか。
すべては、自分しだいなんですよね。

鷹れん

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