嫌なことを忘れる方法6つ

私・鷹れんには、消したい記憶があります。
もう、数え切れないほどに。

私は過去三度のいじめと二度の不登校を経験し、その頃から今までよくトラウマになっていないなと感じるほどの「言葉」を受けてきました。
それ以外にも、若さゆえ、未熟さゆえにとってしまった数々の行動。
思い出すたびに頭を抱えたくなります。しゃがみこんで、すべての情報をシャットアウトしたくなります。

しかし記憶は本当の意味では消せないし、過去を書き換えることもできません。非常に残念ではありますが。

人は嫌な記憶ほどとっておいてしまうもの

そもそも、嫌な記憶を好む人なんてほとんどいませんよね。多くの人は、できれば幸せな記憶を多く残していたいし、恥ずかしい過去やつらい過去とは決別したいものです。

しかし人間の脳というのはよくできたもので、嫌な記憶ほど大切にしてしまうんですね。
なんでかっていうと、もう二度とそんな経験をしたくないから。

どんなことにも、原因や理由があります。あの言葉を言わなければ、あのとき動いていれば、あのときあれをしなければ、きっともっと違った結果になっていたでしょう。
だからその引き金であったであろう言動を繰り返さないように、記憶に強く強く強く刻み込んで、二度とあんなことが起こらないようにしているのです。

では記憶はすべて墓場まで持っていくしかないのか。そんなことはありません。
だって、物心ついてから今日まですべての日の記憶をもっているなんてことはそうそうないですよね? すべての記憶を保持しつづける特性をもっている人もいらっしゃいますが、多分大体の人は覚えていることよりも忘れてしまったことの方が多いのではないでしょうか。

しかしあれは実際には忘れているわけではないのです。
「思い出さないようになる」というのが正確な表現なんですね。

ですから、今もっている「嫌な記憶」もさまざまな工夫をしていくことでちょっとずつ思い出しにくくしていけると思うんです。今日はそんなちょっとした方法を6つ紹介します。どれも今日から試せることばかりだと思いますので、ぜひ実践できそうなものから取り入れてみてくださいね(*´`)

嫌な記憶を思い出したときのちょっとした対処法6つ

1.思い出しても追おうとしない

何か嫌な記憶を思い出したときに、それを追いかけようとしないでください。過去は過去、今は今と切り離して考えることが重要です。
ただ「考えないようにする」のではありません。「追いかけない」のです。

緊張しちゃダメと思えば思うほど緊張して体が硬直してしまうように、考えちゃダメと思えば思うほど考えてしまうものなんです。
浮かんできたものを無理に消しゴムで消そうとする必要はありません。
けれど「追いかけない」ってなんだか抽象的で分かりにくいですよね。

私のイメージは、映画を観ているような感じです。あるいは白黒写真の方が分かりやすいかもしれません。
とにかくその場にいるのはかつての私であって今の私ではないということを大切にします。
それから、見えるものや聞こえるもの、におい、雰囲気、感情……そういうものを言葉にしていきます。

「私は先輩からこういう言葉をかけられました。そのとき私はすごくショックで、マジメに出来ていない自分のことを嫌悪しました。場所は中庭のテニスコートで、秋の入り口くらいの季節です。まわりには他の部員や先輩たちがいて、不甲斐ない自分を見られるのをとても恥ずかしく思っています。足元に転がっていたテニスボールがなぜだか少し滲んでいて、先輩は真顔で、けれどすごく険しい表情をしています」
といった感じでしょうか。

できれば声に出せるといいですが、心の中で文章化するだけでもかまいません。文章にする余裕がないときは、単語単位でもいいのでとにかく言葉にしてみましょう。
言葉にすることで、表現しようのないモヤモヤや不安から距離をとりやすくなり、事実に注目しやすくなります。自分の中にたえず流れ込んでくる負の感情をストップさせて、「過去は過去」と塀を築くのです。

「上手くできる自信がない……」と言う方は、「5-4-3-2-1法」というものを試してみてください。詳細は別のブログに書いていますので、気になる方は下記リンクから読んでみてくださいね٩( ‘ω’ )و
参考LINK:「不安なとき、眠れない夜に。緊張をほぐす簡単な方法」

2.思い出すきっかけを避ける

思い出すきっかけがあるのなら、できるだけ避けてみましょう。仕事や学校での付き合いがある場合などは厳しいですが、そのときでも必要最低限の会話だけにして、なるべく二人きりになるのは避けるなど、出来る限り距離を置いてみてください。
すべての人と仲良くする必要はありません。ましてやプライベートでの付き合いのみなら、「付き合い長いから……」なんて気にせずに今は自分の身と心を守ってください。

会う約束があるのなら「あの人がなにを言おうと私は私のしたいようにする」と心に決めてしまいましょう。心にバリケードをつくるのです。入れてもいいと感じる人だけ、そっと扉を開ければいいんです。

また人以外にも、例えば場所やものに対して悪いイメージが張り付いてしまうこともありますね。
そういうときも落ち着くまでは出来る限り避けてみてください。「そんなのその場凌ぎじゃないか」なんて感じる方もいるかもしれませんが、やってみるとやっぱりほんのちょっと変わるんです。

3.とことん考えてみる

不安に思うこと、考えてしまうこと、思い出したくないことを思い出した瞬間拒否反応をおこしてしまう人も少なくないでしょう。そういった方は最初は抵抗を感じるかもしれませんがすこしずつでもかまいません。とことん、考え抜いてみてください。

当時自分に何が出来たのか、今の自分ならどうするか。すべてを紙に書き出して考えてみます。
少しでも不安に思うことがあったら、それも書き出してみましょう。きれいな紙を用意する必要はありません。きれいな言葉で書く必要もありません。

とことん考えてみると、「当時自分がなにを求めていたのか」「本当は自分はどうするべきだったのか」などといったことが少しずつ見えてきます。後は、それを活かすだけ。未来に向かって、歩き始めましょう٩( ‘ω’ )و

4.関係のないことをする

脳はそんなに器用ではないので、一度に多くのことを考えることは出来ません。
どれだけ滑舌のいい人でも二つの言葉を同時に言うことが出来ないように、どれだけマルチタスクの人でも同時進行で二つ以上のことを考えることはなかなか出来るものではないのです。

頭の中が嫌な記憶やトラウマでいっぱいになってしまったときには、全く関係ないことをしてみてください。
料理や歌など、自分が動くものがオススメです。特に料理なんて、慣れない人は集中しないといけないですからね。ただあまりにも嫌なものにとらわれると手が震えたり自動的に頭がそっちに引っ張られてしまうこともありますので、そのときは無理はなさらないでください。

ちなみに歌を歌うときには、無理に明るい歌を選ぶ必要はありません。
心の中とあまりにもズレると、逆にしんどくなってしまいますからね。思いっきり想いにひたれるような曲がオススメです。

5.環境を変える

聴いている音楽をかえる、部屋を移動する、会話のテーマを変えるなどなど。少しの変化でいいので、ちょっと移動してみてください。悪いイメージはそこに置いて、つい置きっぱなしにしてしまうもののようにほうっておいてしまいましょう。

「そんなことで」と感じる方もいるかもしれませんが、意外と効果があります。特に「部屋を移動する」はオススメです。ドアひとつ向こうに行くだけでも、さっきまでの自分とはちょっと違った自分になれている気がするのです。

もしこれが難しい場合でも、手を洗う、顔を洗う、うがいをする、飲み物を飲むなどすると、一緒に洗い流せるような感覚があります。

6.意味合いを変える

事実は変えられないけれど、事実に対してもっている感情や感覚は、少しずつ変えていくことができます。

例えば私は親から「お前の親なんかやめてやる」と言われた経験があります。
事実はそれだけです。

ずっとそれを、「自分が死んだ瞬間」だと捉えていました。
子どもとしての自分が死んで、生き返ることも死にきることも出来なくて、ずーっと自分は生きる価値のないものだと思っていました。死ぬ価値さえもないと思っていました。

けれど今では、あれが私の人生の中ではすごく大切な瞬間だったと考えています。
あの言葉があったからこそ、今私はこうしてブログを書いているのだと思います。
幸せほかほかな家庭で育ったら、きっとそれがどれほど幸せなことかを知らなかったから。もっと違うところに、力を注いでいたと思います。

あの瞬間はすごく苦しかったです。
切っても切れない縁のはずなのに強制的に切断されてしまったような感覚。ナイフで刺されるよりもずっと痛かった。まだ傷はふさがってはいないと思います。

でもあの瞬間がなかったら、きっと今もっているあたたかい思い出の一割も得ることはできていませんでした。きっと、違うあたたかい思い出をつくるのだろうけれど。

そうやって意味合いを変えることができれば、消したい過去も大切な宝物のひとつになってくれます。
過去を嫌いなままでもいいけれど、結局はずーっと持ち歩かなきゃいけないものです。お洋服みたいに、飽きたからとすぐ捨てられるものでもありません。
どうせなら、大切なものにして一生を付き合っていきませんか?

最後に

今日は、

  1. 思い出しても追おうとしない
  2. 思い出すきっかけを避ける
  3. とことん考えてみる
  4. 関係のないことをする
  5. 環境を変える
  6. 意味合いを変える

の6つを紹介いたしました。

これ以外にもおすすめの方法や実践していることがある方がいらっしゃったら、ぜひ教えてくださいね٩( ‘ω’ )و

大切なのは、無理をしないこと。このブログが誰かの助けになれば幸いです♡

鷹れん

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全1件のコメント

  1. 涼介ラブラブ 2016/6/16 08:24

    私は、不登校気味の中学二年生です。
    これを読んでなぜ学校に行きたくないのかを考えました。それは、行かなきゃと思っているのになかなか行けない。まさにれんさんが言った事と同じでした。だから、遅刻してでも行く好きな時にいくということを頭に入れてやってみようと思います♪

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