自分と他人の価値観は別だということ

「自分がされて嫌なことは相手にもしてはいけません」
子どものころ、そんなことをよく言われました。

「自分がされて嬉しいことは、まわりにも積極的にやりましょう」
そんなことも言われました。

この2つの言葉って要するに「あなたがされて嫌なことはまわりもされたら嫌です」「あなたがされて嬉しいことはまわりもされたら嬉しいことです」ってことですよね。

私の嬉しい=相手の嬉しい、私の嫌だ=相手の嫌だ

本当に、そうなのでしょうか。
もちろん、「相手が喜ぶようなことは積極的にやっていこう」「相手が嫌がることはしないようにしよう」という姿勢は素晴らしいものだと思うし、おおまかな目安として自分の感情をつかうのは悪くないことだと思います。

けれどそれを「自分がされて嫌なことは相手にもしないようにしましょう」「自分がされて嬉しいことはまわりにも積極的にしましょう」というふうにまとめてしまうのは、少々危険なように感じたりもするのです。

当たり前のことですが、私とあなたは別の人間です。別々の人間が、この世には70億人以上います。70億人いれば、70億の考え方があります。
「全ての人間が確実に喜ぶ方法」なんてありません。「全ての人間がされたら嫌なこと」もありません。全ての人間が好むものもないし、全ての人間が得意なことだってありません。

「自分が喜ぶことはまわりも喜ぶ」と結びつけたまま育ってしまうと、親切の押し売りなんてことになってしまいかねません。
自分が喜ぶこととまわりが喜ぶことは別です。自分が嫌なことを避けていれば確実に相手の嫌がることを避けられるというわけでもありません。

たとえば私は大勢の人の前でスピーチをしたり自分の意見を発表することが好きだけれど、それを好まない人だっているはずです。
「私はスピーチが大好きだからあの人も好きに違いない! よし、じゃあ発表はあの人に任せよう!」なんて思っても、実際には相手を苦しめてしまうかもしれないのです。

自分と相手の価値観は別物であること。

当たり前のようで、忘れてしまいがちではないですか?

「相手が喜ぶようなことは積極的にできるといいよね」「相手が嫌がることはなるべくしない方がいいよね」「その指針として自分がされて嫌だったこと・嬉しかったことを思い返すといいかもね」
その程度。

大切なのは、自分がされて嬉しかったことをするのではなくて、「相手がされて嬉しいこと」を想像することなんじゃないでしょうか。
もちろん、その前に自分を満足させることが重要だと思うけれど。親切の押し売りにならないよう、気をつけたい今日この頃です。
鷹れん

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