私が絶対に使わないと決めている言葉

私はこれまでブログなどでたくさんの言葉を綴ってきました。
同じひとつのものが題材だとしても、対象やシーンによって選ぶ言葉はさまざま。たとえば子ども達の前で話すときと不特定多数の方へ向けたブログでは、表現は当たり前に違ってきますよね。
ときには自分の頭の中にある引き出しを片っ端からあさりながら、ときには現実世界で国語辞典と睨めっこしながら、いろいろな言葉を借りて、操って、自分なりの文、メッセージをつくってきました。

論理的に考えることも感情論で話をすることもありますが、その中でも絶対に使わないと決めている言葉があります。

「消えろ」

どうも、「しね」という漢字表記が見るだけでこわくなってしまうので使えない鷹れんです。どうもどうも。

さてさてこの「消えろ」、意味合い的には「しね」だととってくださって大丈夫です(*´`)

私はこの言葉を、絶対に使いません。
そりゃ使ったことはゼロじゃないです。小さい頃は、言葉というものの意義を知るまでは、すこし上手くいかなかったり思い通りにならないことがあるとすぐに「消えろ」「消えたい」というようなことを口に出していました。

しかし、高校生のとき“言葉”の重みを知ったときに、私はそれらの言葉を使わなくなりました。……もしかすると、「使えなくなった」と表現したほうがピッタリかもしれません。

どれだけ自分が感情的になろうと、どれだけ相手のことを詰ろうと、どれだけ自分の伝えたいメッセージがあろうとも。
私は「消えろ」「しね」「いなくなれ」などの言葉は使えません。

きっかけ

幸いなことに、私はこれまで「死別」というものに直面したことがありません。
父母兄健在、いとこもおばもおじも元気です。父方のおばあちゃんは最近元気がなさそうだけれど、それでも毎日お散歩に出ているそうです。ちゃんと、生きています。
唯一、母方の祖父は私が幼稚園生かそれよりもっとちいちゃいくらいの頃に亡くなりました。

抱っこをしてもらった写真もあるけれど、寂しいことに、私にはまったく記憶がありません。ちいーちゃい頃のことだから、しかたがないのかもしれないけれど。
祖父の写真を見ても、「厳格そうな人だなぁ」とは思うし母親から思い出話をきかされるたびになんとも言えないあたたかい気持ちになるけれど、正直「自分の祖父(=自分に近しい人)が亡くなった」という実感はないのです。

私には、「誰かを亡くす」ということに関する記憶がありません。

だから、誰かがいなくなったときにそのまわりがどうなるかを知りません。

泣くのか、泣くこともできないのか、まわりの人は悲しむのか怒るのか感情をなくすのか。
きっと誰がいなくなっても世界はまた新しい歯車をつかって正常に回り続けて、人々の記憶からもじょじょにその人はうすれていって、いつしかそれが日常になって……想像でしかないけれど、きっとそんななんだろうなぁ、とぼんやり考えています。

けれど、そんな私にもひとつだけハッキリと分かっていることがあります。

最後が喧嘩で終わったら、絶対後悔する。

私は醜い自分から逃げてしまったことがあります。みんなに非難されるのが怖くて、自分の汚い部分がばれるのが怖くて、散々ちらかして自分だけ逃げてしまいました。
その過去ときちんと向き合うことが、最近やっとできました。一年越しの再会で、やっぱりみんなはちょっとずつ大人になっていて、私もちょっとずつ大人になっていました。

私は何度も喧嘩別れやサイテーな別れ方を繰り返したけれど、どれも再会が可能な状況です。「もう会いたくない!」なんて言っちゃっても、その夜LINEで「ごめんね」と言うことができます。翌日仲直りすることができます。

でも、もし「あんたなんか消えてしまえ!」と言った直後、その人が事故に遭ったら?事件に巻き込まれたら?自ら辞める道を選んでしまったら?急に発作を起こすような病気を抱えていたら?
その言葉が最後の会話になってしまう可能性が、いつだってあるのです。

今日会えたからって明日会える保障はどこにだってありません。
自分と相手が明日を迎えられるかなんて、明日にならないと分かりません。

だから私は、「消えろ」の類の言葉はつかいません。
相手を責めるような言い方になってしまうことがあっても、絶対に使いません。使えません。

どうしても悪態をつきたいときは、
「鳥のフンがあたればいいのに!」
「急に通り雨に遭えばいいのに!」
「授業中難しい問題ばっかり先生にあてられればいいのに!」
くらい。

「今日散々だったよ~」で済むように。

その言葉がもし本当になってしまっても、「クスッ」とか「ちょっと申し訳なかったかなぁ」で済むように。

消えろと言って本当に消えたら、絶対後悔してしまう。それだけは分かるから。

起こってしまう前に分かることは非常に稀です。私たちはいつだって、なにか物事が過ぎてから、終わってから「あんなこと言わなければよかった」「あの時こうしてればよかった」「あの人にあのときああしてれば」なんて後悔ばかりをします。
いつも「もっと事前に思い出せれば」と思うのに、いつも思い出すのは過ぎてから。「あぁ、また繰り返してしまった」とまた後悔を続けるのです。

しかしこれだけは、私は実際に起こる前に気づくことが出来ました。
皆さんも、もし「あの人にひどいこと言っちゃったなぁ……」と感じることがあったら、今日中に!今すぐ!ちゃちゃっとお電話しちゃいましょう。LINEでもメールでもいいけれど、できれば声がいい気がします。なにより思いが伝わりますからね(*´`)
鷹れん

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