「みんな」という言葉の魔力

「みんなお前のこと嫌ってるよ!」
いじめられて不登校になったとき、信頼していた友人のひとりから送られてきたメールには、そう書かれていました。

この「みんな」には、なんの根拠もありません。実際に転校してからも付き合いのある元クラスメートはいます。
しかしわたしはこの言葉をきいたとき、世界でひとりぼっちなように感じてしまって、人間不信になりかけました。幸い出会いに恵まれたおかげでまた人を信じられるようになったけれど、今でも臆病には変わりありません。

一方で、「鷹れんちゃんもそう思うよね」とか「みんなこう言ってるよ」とか、「みんな」にまとめられるのも嫌でした。
ずっと「みんな一緒」を善しとする価値観が嫌いでした。まとめてほしくありませんでした。わたし個人を、一人の人間として見てほしかったんです。

しかし実際には、わたし自身が「みんな」という言葉に甘えてしまう時だってあります。
「みんな言ってるんだから間違いない」と自分を正当化したり、「みんながこう言ってるんだからこっちにするべきだ」と自分の想いを抑え込んだりしたことは、決して少なくありません。時にはそれで人の逃げ道を無くしてしまうこともありました。

「みんな」よりも「わたし」を大切にしたい

わたしの人生は、わたしが決めるものです。
わたしの価値観は、わたしが選ぶものです。

「みんながこう思ってるから」「みんながそう言ってるから」といったことは、確かにひとつの考え方としてはアリです。人の意見を参考にすることで新しい道がひらけることもあります。
しかしそれを重要視しすぎると、「わたし」を無視してしまうことになりかねません。

わたしがどうしたいのか。わたしは何が好きなのか。わたしはどう生きたいのか。
自分の声を、心を、よーく見てよーく聴かなければ、きっとわたしは数十年後か数年後かに後悔します。

きっと「後悔のない人生」なんてありません。
どの道を選ぼうと、きっと「あっちを選んでいたら今より幸せだったろうな」と考えることになるのだと思います。でも、どんな後悔をすることになろうとも、「やりたいこと何もしなかったなぁ」という後悔だけはしたくありません。
もしかしたら、想い人のために自分自身のやりたいことを抑えることはあるかもしれません。そういうことではなく、「どうせ上手くいかないから」「まわりに認められるわけが無いから」とわたし自身の可能性を自ら摘み取ることをしたくないのです。

「みんな」
便利な言葉。便利だからこそ、危ない言葉です。
どうかあなたも「あなた」を大切にして生きてください。

鷹れん

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